まとめと今後の対応
まとめと今後の対応
生活訓練事業については、講座の内容や指導方法等に関する質問に対し、「満足している」、「普通」と回答された方が94%であった。一方で、配布資料の種類や内容については、「不満足」と回答された方が18%と比較的多かった。
今後は、希望に応じた配布資料を準備し、若い人から高齢者まで各年齢層の方々にとって魅力のある講座の実施に努める。
点字図書館事業については、「利用しなかった」と回答された方が31%あり、その理由として、「利用方法がわからない」、「点字図書しかないと思った」と回答された方が23%であった。依然として、点字図書館の認知度が低いことや、周知不足であることがわかった。
また、利用しているサービスとしては、「デイジー図書」、「デイジー雑誌」と回答された方が60%と多かったが、「テープ図書」、「テープ雑誌」と回答された方も24%を占めており、幅広い年齢層のニーズに応えるためには、新しい媒体を取り入れながらもカセットテープでの貸出も可能な限り継続していく必要がある。
今後さらに認知度を高めるためPRに努め、点字図書館の利用促進に積極的に取り組む。
字幕入りビデオライブラリー事業については、50代の利用が最も多く、60%を占めており、30代以下、60代以上の利用が少なかった。
字幕入りビデオライブラリーを「利用したことがない」と回答された方が33%であった。理由として、「来館が面倒」「自分が見たいビデオがあるかわからない」と回答した方が75%であった。
今後は、郵送による貸出やホームページ上でのDVDの新刊紹介など利用しやすい環境を整え、PRや周知に努める。