阿波弁ver

徳島県障がい者芸術・文化活動支援センター

2019年3月26日

カテゴリー:研修会・展示会・イベント情報

視察研修 報告

3月15日(金)京阪神方面へ視察研修会を行いました。大阪市阿倍野区にある特定非営利活動法人コーナスさんと、神戸市長田区の特定非営利活動法人100年福祉会片山工房さんに訪問しました。それぞれの事業所の説明等を受けた後、施設等の見学をさせて頂きました。

特定非営利活動法人コーナス

    

  

特定非営利活動法人100年福祉会片山工房

    

  

参加者アンケートより(一部)

・今後の取り組みに向けて、とても参考になる研修でした。

・作品の販売等の利益で、運営費を賄っていると思っていたので、そうではないことが、意外でした。人としての在り方、福祉とは、と考えることが色々ありました。今後、仕事だけでなく自身の成長に役立つ話がたくさん聞くことができました。

・今回のように実際に皆様にお会いして、その場の雰囲気を味わえることが大変貴重な体験となった。コーナスでは、親として支援者として事業の発起人としていろいろな角度からお話しが聞け、片山工房さんでは、本来福祉とは何なのか?自分は利用者とどの様に関わっていくべきか?と。今、自分が行なっている支援について考えさせられたよい機会でした。

・アートと一言で言っても簡単ではないこと。その人の思いがどうなのか?ということが一番大切であり、経営との両立が難しいと感じた。とても刺激になりました。

・それぞれの事業所の実践や思想を伺って大変勉強になったし参考になった。現場に帰り、頑張ろうという意識も再認識できたので、とても良かったです。

・本人の思いにどう気づくか、どういう形で今やっていることを続くけていくかに悩んでいましたが、糸口が見えた気がします。「その人らしさ」「自己決定」→「やりたいこと」探し。またスタッフと話し合いながら進めて行きたいと思います。

・「それぞれの、その人の時間の物差しを大切にすること」の言葉が心に残った。

・障がい者本人が、本当にしたいことを自由にしていくことの大切さ。支援者は、イエスを出し続けることで、障がい者の自己肯定感に繋がっていくということを学びました。今後事業所での支援のあり方について、再度考え直す貴重な時間となりました。

・私の施設は、人数が多いのでどの様に利用される方々と過ごして行けばよいのか。自分のところではどの様なことができるのかと。「発見」もあり、逆に「悩み」にもなった研修でした。私たちがよいと思って進めたいと思っていることも、よく考えると支援者の物差しで判断していることなんじゃないか?とか。人数が多くて全ての人にあてはまらないけれど、与えられた場所でコツコツと続けていくことかな。と今は思っています。

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